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歯科衛生士問題

医院の建築工事は順調に進んでいます。

お金はたっぷり借りることができました。

機材の手配は終わっていて、あとは納品を待つばかり。

そう、枠と道具は揃っています。

でも、それを使いこなす人がまだいません!

ということで、求人を出すことにしました。

実際問題として、

歯科医療はチーム医療ですから、

自分一人で行うことはできません。

従業員を雇う=診療のパートナーを探す

という、とても重要な局面になります。

診療のパートナー=歯科衛生士です。

この業界の課題は多々あります。

特に由々しき問題、

歯科衛生士の離職率の高さ

をどうにかしないといけない、と感じます。

歯科衛生士は診療の補助、歯ブラシ指導、口腔内の清掃業務(法的解釈は多々ありますが・・・。)

などなどを行う、

厚生労働省認可の国家資格職です。

毎年7000人も輩出されているそうですが(wikiより)

実際に歯科衛生士として歯科医院に就職就労する人がどれだけいるのでしょうか。

歯科医師は現在年間2000人程度が国家試験に合格して、

ほぼ全員が歯科医師として就労するわけですが、

それでも歯科医師過剰と言われている昨今です。

歯科衛生士は年間7000人も資格を取得しているのですから、

超過剰なのではないか・・・。

いえいえ、とんでもない。

求人広告で歯科衛生士を募集しても全く集まりません

年間7000人の国家資格保有者は、どこへ消えていくのでしょうか?

歯科衛生士さんは、そのほとんどが女性です。

女性なので、結婚→出産となると、離職します。

離職後は主婦業、母親業で忙しく、

歯科医院勤務どころではありません。

子育てが一段落して働こうとしても、

労働ブランクが大きすぎて、再就職への意欲が低下してしまいます。

働き始めたとしても、歯科医療の進歩に知識、技術が追いつかず、

離職するというスパイラルがあります。

結局ブランクを乗り切ることができずに歯科衛生士を廃業というケースが多い。

と言う分析がなされています。

でも、本当にそうなのか?

本題と持論はここからです。

なぜ歯科衛生士が離職したまま戻らないのか?

原因の一つに、

歯科医院での就労に魅力を感じない から、ということがあると思います。

多くの歯科医院は

経営者である院長(ほとんどは男、おっさん!)が一人いて、

あとは女性スタッフ(歯科衛生士、歯科助手)が数名いる、という、

とても零細な企業体です。

そしてせいぜい20~30坪の事務所で週5日、数名の決まり切った顔ぶれと1日を過ごす・・・。

これがただひたすら続くという、

閉塞感の塊の状況になってしまいます。

そして、零細企業体なためか面倒くさいからなのかよくわかりませんが、

就業規則や労働契約書などの整備をしていない医院が多い。

労働契約は口約束で、何が問題が生じれば言った言わないの水掛け論。

そんなことを未だにやっているのが歯科業界なんです。

これじゃあ人を雇うなんて、とてもできません。

人は一度嫌な思いをしてしまうと、

その業界で働きたくなくなります。

万一、また同じ業界内で職を探そうにも、

零細企業しかないため、

どこへ行っても同じことが繰り返される・・・。

誰だって離れていきます。

歯科衛生士の資格では起業できませんから、

別の仕事を選んで歯科業界とはサヨナラ。

こんな話は実に多く聞きます。

そして結果として歯科衛生士就労人口が減っていくと。

じゃあ、どうしたらいいのよ?って話です。

まずは歯科衛生士さんを受け入れる体制作りから始めましょう。

就業規則、給与規定、労働契約書ぐらいは最低でも用意しましょう。

女性スタッフの働きやすい環境とは何なのか考えましょう。

歯科業界が魅力ある業界であることを、自分の医院から啓蒙していきましょう。

そのためには必要なことはいっぱいあって、

何から始めたらいいのか難しいのですが、

だから何もしないでは、今までと変わりありません。

業界を良くするのも悪くするのも、自分自身なんだという自覚をもって、

歯科医院経営にあたりましょう。

とまあ、きれい事を並び立ててみましたが、

どうでしょう?

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コメント

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歯科衛生士さんの確保は大変ですよね。
歯科助手さんの応募多数きます。
歯科衛生士さんのいない歯科医院ではたらいたことありますが、効率がすごく悪いです。想像すれば容易なことですが。

もんじろうさん、こんばんは。
衛生士さん、ほんと、どこいっちゃったんですかね~?
どこにもいないんですよね・・・。
助手さんは募集あるんですけどね・・・。
でも、採用しようと電話すると、
「他の仕事に決まりました」
と、
まあ、歯科業界へのこだわりがナイ人もかなり多いですね。
衛生士さんがいなかったら、スケーリングとかどうしましょう。
助手さんにやらす訳にはいかないし、
かといって自分するのもなんか、ねえ。
衛生士さんのいない歯科医院じゃ、
安心して仕事できないです、正直言って。
何とかして確保せねば・・・。
お互いがんばりましょう!

義母が歯科衛生士をしています。義母は育児が落ち着いてから資格をとって働き始めたそうです。
若い人だけでなくそういう人が増えるといいですね。

最も今は年齢を理由に退職を迫られてるそうです…60すぎたばかりですが(;^ω^)
いつもまだ働けるのに…と言っています。

Re: タイトルなし

ハイシャコワイさん、こんばんは。
お身内に歯科衛生士さんがいらっしゃるんですね。
歯科業界の内幕も、ご存じですね。
歯科医師も60歳代のいわゆる団塊世代の方が多いんですが、
歯科医師の場合定年はありませんから、
体が動くまで、だいたい70歳ぐらいまで仕事する人が多いようです。
自分が一緒に仕事した歯科衛生士さんで最高齢の方は53歳でした。
普通に働いていましたけど。
でも、実際雇用するとなると、
高齢の方だと自分より年上だし、仕事頼みにくいかな・・・、
なんて考えちゃいます。
子育て一段落世代の歯科衛生士さんを何とか職場復帰できるよう、
アピールできたらいいんですけどね。


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Author:pontagon01
仕事:歯科医師
生年月日:S44.7.3
血液型:A
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趣味:♪ピアノ♪、お車(シロッコ)
   家庭菜園、一人旅
人生コンセプト:やったもん勝ち!

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